Interview, Shops

ORGANIC MARKET CAMBIO / 30年前から続くサステナブルなお店

今日は、長野県岡谷市にある食料雑貨店・ORGANIC MARKET CAMBIOさんを紹介します!

💐お店情報
☎︎ 0266-24-1851

〒394-0026
長野県岡谷市塚間町2-6-8
岡谷駅から徒歩15分

⏳10:00~17:30
*時短営業中

🅿︎有
店舗前

定休日→月

価格帯 
*幅広いものを扱われているため、製品による。製造者のことを考慮して価格を決めているため、少し高め。

SNS&Web
Instagram: @organic_cambio
https://www.instagram.com/organic_cambio/
Twitter: なし
Facebook:https://www.facebook.com/organic.cambio
Website: https://organic-cambio.net/

💐取扱品: オーガニック食品・生活雑貨など

💐特徴: 
・JAS有機認証品の有機野菜、加工食品を販売
・砂糖、玄米、フルーツ、野菜などの量り売り
・ヴィーガン、フェアトレード製品
etc.


💐ORGANIC MARKET CAMBIOとは?
CAMBIOさんは、2022年3月で30周年を迎える食品/生活雑貨店です。無農薬の野菜、果物や、ヴィーガン製品、フェアトレード製品、量り売りの品などを扱っています。
言うなればエシカルスーパーのようで、さまざまな食品や日用雑貨を取り扱っています。その品揃えはとてもサステナブル。欲しかったけどなかなか近くで買えなかったヴィーガン製品や、フェアトレードなどのものがたくさん置いてあったので、たくさん購入してしまいました笑

CAMBIOさんのコンセプトは「Live with Nature」。今のトレンドだから、というわけではなく、約30年前からずっと自然と共生することをコンセプトとし、お店を経営されてきた店主さんの思いはとても素敵です。(詳しくは下記インタビューへ!)
筆者は取材でお店に訪れたとき、量り売りにも初挑戦しました。
チョコボールを量りましたが、そのシステムがとても面白かったです。好きな量を取って袋に入れ、はかりがついた機械の上に載せると、自動で重さとそれに基づく値段が計算され、ラベルが出てきます。ラベルをパッケージに貼って、レジに持っていくと会計ができます。量り売りならではのシステムですね。


💐インタビュー
CAMBIOさんの魅力について、店主さんにたくさん聞いてきました!

Q. お店を開くことになったきっかけや思いを教えてください。
私はもともと東京生まれですが、約30年前に長野県に移住してきました。
高校生のときから、信州で夏を過ごし山登りなどをしてきて、信州の暮らしには憧れがあったからです。信州で店をやりたい思いがあったので、勉強・修行を積んだのちにお店を開くことにしました。

私の店が扱っている商品は、農薬・化学肥料を使っていない農産物や、添加物を使っていない食品ですが、そういう呼び方よりも、昔と同じ作り方をしている食べ物、と言った方がしっくりきます。そういう食べ物を作る人を応援したいという思いもあります。
私は30年前から、買い物袋を持ってきてとお客さんに頼んだり、サイズがバラバラな野菜も区別なく売ったり、量り売りを取り入れたりしてきました。なるべくゴミを出さずにしたいという思いはずっと変わっていません。

最近はネット販売も増えてきて、店として差別化をしていかないと生き残るのが難しいと感じています。そこで気づいたのは、量り売りは絶対にネット販売ではできないということです。
必要なだけ、包装なしで買うことができるのは、オフラインで量り売りされているものを買うメリットだと思います。脱プラ、サステナブルなどのトレンドも起きてきた頃で、改めて量り売りの良さを見直し、私たちのお店の特徴として打ち出していこうと決めました。


Q 30年前、このようなコンセプトのお店に対してどんな反応をされましたか?
その頃はバブルがあり、大量生産・大量消費の時代だったので、時代遅れだと見なされた記憶があります。でも、そんな中でこのコンセプトを貫いたのは、社会に対する1つのアンチテーゼでした。なんでも効率が重視され、モノが大量に売買されている状況に疑問を投げかけているという意識でやってきました。


Q コロナや環境問題など、最近の世の中の流れに対して思うことはありますか。
新型コロナウイルスがここまで世間を騒がせているのは、特定の人ではなく国境を超えて人間全員の生命に関わることだからだと思います。それは気候変動を始めとする環境問題も同じです。ものすごく大きな危機でありながら、いますぐに不利益を被るわけではないので、どんどん先延ばしにされてきた問題でもあります。ここが、ワクチン・治療薬の開発が急ピッチで進められているコロナとは違うところです。

環境問題は、この約100年間、人間が地球に負荷をかけすぎてきたために起きている大きな危機です。自分たちが生活するサイクルの中に環境問題への原因があるのだとしたら、自分たちにできることは確実にあると思っています。

また、今までは人間にとって便利なものを開発していくことがイノベーション・進化であると思われてきましたが、これからは今ある環境に適応した暮らしをしていくことが新たな進化になるのではないかとも思っています。人間の都合ばかりを押しつけるのではなく、人間と自然が共生できるような社会が実現することを願っています。


Q. 若者におすすめの製品はありますか。
ぜひ一度量り売りされているものを買ってみてください。チョコボール大豆ミート、松本市女鳥羽地区で製造されている麹の石鹸などがおすすめです。

また、野菜などを買って、普段は「買ってくる」ものを手作りしてみるのはいかがでしょうか。
元々食べるものは自分で作るものでしたが、ここたった100年の間にそのあり方が変わってしまいました。人間の歴史から見たら1%にも満たないものでしょう。
例えばケチャップです。ケチャップは本来「作る」もので、トマトを煮詰めて作ることができます。市販のものを買うとプラスチックの包装がついてきますが、自分で作ればお鍋やタッパーくらいしか必要ありません。また、市販のものは工場から店にやってくるまでの間にも、たくさんのエネルギーを消費し、ゴミを出してしまいます。なので、ここで新鮮な食材を買って、食べ物を自分で作る楽しみを味わってみてください。


Q. 若者に伝えたいことをお願いします。
希望を持ってほしいなと思います。こんな時代に生まれてきてしまった、と悲観するのではなく。
今は比較的恵まれていて、やりたいことがやれる時代だと思います。自分に与えられた環境を生かしやりたいことを精一杯やって、次の世代に繋げていってください。
また、店に来たときは、ぜひ量り売りも楽しんでください。最近気づいたのですが、量り売りは食べ物を「買う」のではなく、「得る」という感覚があります。包装されたものを手に取って、レジに通し持ち帰るのではなく、自分で食べ物を掬い、袋に詰める行為には、また違う楽しさがあります。自分に必要なものを自分で得る感覚は、人間の動物としての原点にある感覚だと思います。